休日の保険窓販を強化

広島銀行は休日の保険商品の販売を強化する。共働きや単身赴任の世帯などで平日の来店が不便な人を中心に売り込むために、土日祝日でも営業する窓口を増やす。相談業務を通じて顧客との接点を拡大し、カードローンや投資信託など他の商品の取り扱い拡大などにもつなげる。

広島銀行は現在、広島市内の1か所で土日祝日も保険相談窓口を開いているが、2014年3月期中には5か所程度に増やす。4月以降には保険会社から出向者を5人程度受け入れることも検討するほか、経験者の中途採用も積極化。相談窓口にはこれらの専門知識を有する専任担当を配置する。窓口の利用状況を見ながら、平日にも専任担当を常駐させる店舗を増やすことも計画する。

生命保険や入院保険などは商品性が複雑で、保険料の支払い負担を減らしたいといった相談ニーズが高い。休日窓口は事前予約を原則とし、新規契約の売り込みよりも既存契約の見直しに重心を置く方針だ。利用状況を見ながら将来的には拠点数を10か所まで増やす。

広島銀行はこれまで休日営業拠点として、住宅ローン窓口を中心に整備してきた。ショッピングセンターなど商業施設内の拠点が増え、休日に集客しやすくなったこともあり、保険証券にも間口を広げることにした。

足利銀、オリコと個人向け提携

足利銀行はオリエントコーポレーションと提携し、個人向けローンの販売を拡充した。融資が可能かどうかを判断する保証審査について、足利銀行子会社の保証会社に加えてオリコも審査することで融資の実行率を高める。対象とするのは教育ローンと自動車ローンで、それぞれ融資額は原則500万円以内。保証料込の金利は年5.4%とした。

消費者金融子会社、黒字目指す

スルガ銀行子会社の消費者金融、ダイレクトワン(静岡掛川市)は2013年度の単年度黒字を目指す。経営破綻した旧丸和商事を昨年引き継いでから静岡県と神奈川県に1か所ずつ出店したが、早期に首都圏でもう1店出す。広告宣伝などを強化して20〜30歳代の新たな顧客層を開拓し、13年度上期中に貸付残高を100億円以上に増やしたい考えだ。

公的輸出金融、昨年1.7倍

各国の輸出を促す公的機関(輸出信用機関=ECA)による融資や民間金融機関への保証が拡大している。2012年は総額で約1174億ドル(11兆2000億円)と11年の1.7倍になった。新興国の資源開発などに絡む長期で大型の資金需要が伸びている。三菱UFJファイナンシャル・グループは各国ECAとの連携を強化して融資とりまとめで世界トップになった。

ECAは各国の輸出促進のほか、資源の安定確保などを目的とした公的機関。国際協力銀行(JBIC)や日本貿易保険(NEXI)、フランス貿易保険会社(COFACE)、韓国輸出入銀行(KEXIM)などがある。

新興国の輸入企業や現地での投資案件に対する貸出や融資保証を手掛ける。新興国で10年を超える大型融資はリスクが大きいため、ECAが民間を補完する役割を果たす。

日本のメガバンクは各国のECAとの関係を強化して、融資機会をうかがう。

米調査会社ディール・ロジックによると、12年の主幹事ランキングでは三菱UFJが世界で1位、三井住友フィナンシャルグループが4位、みずほフィナンシャルグループが6位に入った。かつては米シティや仏BNPパリバなどが強い分野だったが、財務基盤が強固な邦銀が存在感を増している。

トマト銀「筆談で接客可」全店で

トマト銀行は全62店舗に、聴覚に不安を持つ来店客に筆談での接客が可能であることを知らせる「耳マーク表示板」を設置した。バリアフリー対策強化の一環で、聴覚障害を持つ利用者や高齢者に対するサービスを向上させる。同行は障がい者への対応について専門的な研修を受けた動向を全営業店に配置するなど、ハード・ソフト両面でバリアフリー対策を進めている。


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